2010年 5月 31日(月曜日) 00:50

世代における音楽へのスタンス

作者:  編集責任者
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初音ミクを聞いている娘と色々話してわかったんだけど、世代間における音楽への価値観の変化という のが大きい。

我々の世代ではまだ、メインストリームというかメジャーと呼ばれるシーンがあって、そこからアンダーグラウ ンド的な音楽も派生してきたわけだが、10代を中心とした世代ではその概念自体が変化している。

彼らにとって、アンダーグラウンドという概念は意味がない。アンダーグラウンドである為にはある意味入手困 難だったり、見つけることと自体が難しい音楽でもあったわけだが、現在のネットワークされた世界では、メジャーであれマイナーであれ、以前のように見つけ出すことがそれ程困難ではなくなった。

そのために、昔であれば、アンダーグラウンド的 (マスに登場しない)ボーカロイドの世界も、一般的メジャーな楽曲と同列に認識出来るのだ。

その上で、メジャー系の音楽は、リリースに時間がかかり、さらには料金を支払わなければ基本的には聞くこと ができない。しかし、多くのボーカロイド系の音楽は、その必要がなく、さらには、大量の楽曲が日々生み出されている。

このスピード感が世代の価値観に合致している。

従って、プロが心血を注いで作った音楽と素人が量産する音楽という違いは、彼らにはあまり意味のない事に なっていく。

また、彼らはメジャーアーティストの曲はP2Pでタダで入手し楽しむが、ボーカロイド系の曲は暗黙の了解と してP2Pには流さないという掟がある。

これは、音楽産業を根底から破壊する行為に他ならないが、それが現実である。

この先、音楽はどうなっていくのか?多少は音楽産業にも関わっている私にとっても興味があるところだ。


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